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弓は「馬のしっぽ」で出来ています。
一般には毛が多くて、竹の節が少ないものが良いとされています。
(変な曲がり方をしてる弓も有りますね〜。あれはガスバーナーで矯正しましょう!)
今回は毛の色です。弓の毛にも「白いしっぽ」と「黒いしっぽ」のがありますよね。
余談ですが白い馬は、"あし毛"、茶色いのは、"鹿毛"、こげ茶色のは、"黒鹿毛"黒いのは、"青毛"って
いうのです、。(なんで青なんだ?)
弓には黒と白しか無いのですが「茶色のはどうなった?」なんて疑問が沸いてきますね〜。黒いのを漂白す
ると白くなるとかいう記事を以前どこかで読みましたが、茶色は漂白してるかな〜?(笑)
白い弓と黒い弓は単に色の違い以外に音色が違います。
そもそも松脂のつき方が違うのですが、原因は表面の粗さ(奏者からいうと引っ掛かり具合みたいなもの)が
違うようです。黒い方が粗いのでコントラバスなんかの太い弦には使われていますよね。二胡でもたまに見
ますがアレは二胡とかバイオリンには粗すぎるようです。それで二胡用の黒い弓は「サービス品」の扱いのよ
うでして、、(確信はありませんが、、)
めがねを買ったときにつけてくれる「めがねケース」のような物らしいです、、。ですから、予算があるなら弓は
白いのに交換した方が使い勝手は良いかもね、、。
※【ミニ知識】馬のしっぽは、髪の毛と同じなんで、切ってものびてくるから無くならないのだ。しっぽが長いの
は,虫とかがきた時に追い払うためらしいのだが、しっぽが届かない所はどないするのかな、、?。
▼なんか勝手な想像です。わはは なんの確信も調査もしてません。
単なる二胡用の黒い弓を使った時の音のイメージ図です。
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