ドイツビールとワインの探検記 2006 Vol.3 


「ビールの源流を訪ねる旅V 2006」      2006/12/8〜12/14


今回は「縦巻き巻きスクロール作戦ですよ〜

ぐふぐふ

 『MENU』

ミュンヘンまで丸一日です。

やっぱりHBは押さえよう!

世界の車窓からみたいな、、。

古都ハイデルベルク

フランクフルトツアーズ









(ミュンヘン マリエンプラッツのクリスマスマーケット。美しいオーナメントがずらり〜。)


◆12月8日 ミュンヘンまで丸一日です。

今年三回目の「ビールの源流を訪ねる旅V」です。

今回は直行便のルフトハンザはなぜか満席でして、乗ったことが無いスカンジナビア航空(SAS)です。しかもコペンハーゲンで

トランジット作戦です。

そんでタイトルがあれなんで、やはりどうしてもミュンヘンに潜入必須、、バイスビアと白ソーセージ!!ってことでドイツ人パート

ナーとも土曜にミュンヘンでミーティング予定。彼はハイデルベルグ勤務なんですが休日出勤なんだ〜、さすが勤勉なドイツ人。

たぶんミュンヘンまで片道3時間ぐらい車をぶっ飛ばして運転して来てるはずですわ。あさっては訪問の会社の営業部長です。


そんなビールの源流を訪ねながら微妙に仕事をするミッション。 (笑)

成田空港からのフライトがかなりの北廻りでして、ほとんどロシアのツンドラ北辺の北極海あたりばっかの飛行です。

ウラル山脈の北部、ヘルシンキ上空、ストックホルムをかすめてようやく人魚姫の待つコペンハーゲンに不時着でした

。2時間ばかりのトランジットです。

持ち物検査がアメリカ並みに厳しくなってまして、なかなか進みません。

特に液体、ジェルは目薬とかも「×」でかなり時間がかかります。

そんなこんなでとりあえずEUに入った方がいろいろいいのです。

パスポートコントロールを突破してデンマークのコペンハーゲン空港に一時入国。

機内でビールはさすがに「ツボルグ」ばっかりでしたので、空港のレストランでカースルバーグの小

ジョッキでしばし待機。

デンマークはユーロに反対の国でして、共通通貨のEUROが使えず相変わらず昔ながらのクローネ

です。だから買い物はかなり面倒。

トランジットですと「つり銭なし」のEURO紙幣払いか「カード」になりますわ。

(写真は空港にある擬似「人魚姫」背景は単なるお写真です。)



かなり圧巻のチョコ専門店とか洗練されたクリスマスオーナメントのお店とかが多数ありまして、空港内をうろちょろしてますすと

出発時間となりました。


ボーディングゲートに行くと乗客は居るのに搭乗事務員が誰も居ません。

ふふふ。ちとヤバイ雰囲気ですね〜〜。待つこと30分。搭乗時間になってもスカンジナビア航空職員は誰もいませんのん、、。

そんで客はぞろぞろ移動し始めて、、、、口々になんか言ってますが、、、

たぶんドイツ語と北欧の現地語(アグネサとかアバとか日本語みたいな北欧の言葉、謎、)何を言ってるかわからんちんや〜。

そんで出発時間ぴったりに電光掲示板に出ました!「EXPECT 50分遅れ」の案内。ふえ〜〜なんやねん!!

搭乗後もなんだか離陸に手間取って、結局MUNICH(ミュニックって発音。ミュンヘン空港)には2時間遅れで到着。

家を出てからミュンヘンのホテルまで結局ほぼ丸一日の凄いことになってますのん、。

ちかれた〜〜っす。



◆12月9日(土曜日)、、雨降り やっぱりHBは押さえよう!

なんだか現地時間の3〜6時あたりまで断続的に起床 (笑)。

すっかり老人力で7時にビュッフェスタイル朝食です。コーヒーと紅茶とオレンジジュースでパン3個、ソーセージ、サーモン、

ハム、、ヨーグルト、野菜サラダ、、などなど豪華にやってしまいましたすよ。

さすがに緯度が高くて7時でもまだまだ暗くて夜中モードですので、なんか活動できません。

しかもちょっと雨降りなんでめげるな〜〜って感じ。

お昼前にドイツ人がホテルまでピックアップに来るのでウェイトです。

ミュンヘンのホテル、部屋にLANケーブルも無線LANも来てるのですがIPアドレスを認識しませんのですわ。

パソコンがインターネットに通じないのでなんだかちとお仕事関連は不便ですが、偶然お休みなんでま〜よしって感じです。

何しろ携帯電話がどこでも国内と変わらずGOODですので、、。

明日の日曜はドイツ国鉄で移動してハイデルベルク宿泊になるのでそちらで、そちらのWEB環境に期待、、、、。


ほぼ予定の時間ぴったりに300km先のハイデルベルグの工場から車で駆けつけたドイツ人と久々に面談。

今日は休日ですがヤーパン(日本人)が来てるので張り切ってますのだ。

雨から徐々に雪に変わったミュンヘン郊外をいろんな現場をめぐってすでに15:00過ぎ。

ゲルマン人はちゃんと律儀にご飯も食べずに働きます。(´ロ`)ゞ うえ〜〜ん、。


最終現場終了後もご飯も食べずに市内に突撃。ど真ん中はさすがに一般車は締め出しなのでやや街のはずれでホンマの

「チュース!!」でお別れして、月曜からのミッションの課題を確認。


車を降りたところが将軍像の前。丁度クリスマスのツリーを露天で売ってます。

むむむ、しかも意図的に?!!丁度あのフランチェスカーナのワイン屋斜め前どす。

なんだかお腹減ってるし、ワイン屋に突撃です。

身体もかなり冷えていたので「ジャガイモスープ作戦」です。ややシチューモードですがかなり美味なり。


その後やはり抑えどころのホウフブローハウスでバイスビールをゲット。

初めて2Fのいい部屋でゆったりとのみましたすよ。

あてはプリッツエルです。老夫婦が多く居てややほほえましい雰囲気のドイツ居酒屋です。


そんでそのまま「クリスマスバザー」でにぎわう市内中心部のマリエンプラッツへ、。

そんでまたしてもニュールンベルガーへ突撃か?と思いきや、すぐ隣の「アウグスティナ」で

バイスビアを痛飲。

かなり濃い目で美味な味、しかもなんか食べすぎ+飲み過ぎでかなりヘロヘロどす〜。


(ホフブローハウスのヴァイスです。)


この季節のヨーロッパの町は凄く綺麗ですね、。クリスマスマーケットでにぎわうマリエンプラッツをうろうろしました。

クリスマスのオーナメントなどは日本で見ないような精巧なものも多く、やはり文化として根付いてる本物感があります。

特に人形とボールの絵柄はさすがに凄いです。圧巻!!

そんな小雪舞うミュンヘンの町をひらひらしてると睡魔が来たのでTAXIでホテルに高速バックです。

  

(左)クリスマスマーケットの屋台で売ってるクリスマスオーナメント。
(右)買い求めたくるみ割り人形のオーナメント。口がちゃんと動くのだ!




◆12月10日 世界の車窓からみたいな、、。

本日はミュンヘンからハイデルベルクへの移動日です。

距離で300kmですので結構あります。

駅で切符を購入。ファーストクラスっていうか一等客車にしたのですが、ま〜自由席なんで

そんなレベルです。

途中の車窓はドイツの田舎の風景。大パノラマでなかなかえ〜感じです。圧倒的な畑とか

丘陵とか美しい景色が続きます。途中ウルムとかシュツットガルトとか南部の伝統的な

都市を通過しますがえ〜とこですね〜〜。住んでみたいとこです。

そんな「世界の車窓から」のリアル体験モードでしたが妙に寒くてたまに咳き込むので

微妙に風邪っぴきですわ。目的地のハイデルベルクに到着。

ドアは自分で開けないと開きません、、なんでや! (笑)ひ〜〜。


(車窓から写メで撮影)

お昼過ぎにようやくハイデルベルクのホテルに到着です。以前宿泊したことがあるホテルですし、街も歩いて行ける規模なんで

宿泊費は凄い高いのですがお気楽モードです。

以前にも行った世界で一番アルコール度数が高いビールを作ってるビール醸造所のVettel33で遅い昼食。とりあえずやはり

底面発酵ビールの「ヘレ」の300ccをオーダー。その後黒ビール「クリスマスデュンケル」の300cc。

グラスは0,3リットル、0,5リットル、1リットル、5リットルってあるのです。「5」ってな〜〜。ピッチャーか?謎。


主食は「レバーのスープ」と「カツレツ」です。レバースープはむっさ具沢山で、カツレツは20cm×2枚で多すぎです。

それにサラダとかプリッツエルとか多数オーダー。 (笑)ぐふぐふ

街の中はクリスマスモードですけど、ちょっと風邪気味なので本日は早々に退却っすよ。・・・その後朝まで寝続けるわし。(笑)




◆12月11日(月曜) 古都ハイデルベルク

朝からスーツでお仕事モードです。

スーツがスーツケースでシワだらけ、、なんて、。謎

え〜そんで終日お仕事。田舎町のハイデルベルグのさらに田舎方面へ、。

ヘルムシュタットってとこです。普通の観光旅行じゃ行けない貴重なところです。

俯瞰画像は「ビールの源流を訪ねる旅」を参照。 (笑)


午後はさらに20kmほど奥地へ進軍して打ち合わせでした。夕方になると雨も

降ってきてかなり冷えこんできます。

今夜はドイツ人とハイデルベルク城のすぐ下にある古いレストランです。

お店は「Schffels」つービール醸造所を持ってるローカルなお店。

しかもビールは陶のジョッキで出てきました!ドイツで初めてですわ。

そんで小職が食べたのは「ダックの脚」です。それと例によって勝手に頼まれた

「赤いキャベツの煮たのン」。

以前にどこかで食べたけどこれは大量には食べれんどすよ。。。(´m`*)     
   (有名な「学生のキス」チョコのウインドウ)



ま〜そんなハイデルベルクの最終ナイト。

風邪薬飲んで早く寝よう!!



 
◆12月12日(火曜) フランクフルトツアーズ 

今日は仕事先の車でマインツ近辺の調査をして、その後最終地のフランクフルトへ、。

ライン川に沿って古い田舎町が沢山ありまして、どこもかしこもワイン醸造と葡萄畑です。

特に山腹で日当たりがいいところは葡萄が沢山植えられて、その中心には古城がど〜〜んと鎮座しています。


なんでしょうね、、。ドイツ人って結構お昼ご飯食べないで平気で仕事をします。「ご飯にしますか?」なんてのもないですわ。

そんでもって本日も昼食抜きでお仕事。ホテルに早めにチャックインして遅い昼食です。

フランクフルト市街までまでタクシーで飛ばして中華料理。久々のアジアン料理でえ〜〜かんじです。

ドイツ語と英語と中国語が混じった変な会話に進行。

空芯菜の炒め物が「没有」だったのでもやしの炒め物、鶏肉とナッツ、ビーフン。これに「ビージュウ」。

なんだかアレでして「青島」でなく、ドイツビールが出てくるのだ。わ〜流石や。ここはドイツ!!

そして温かい老酒を頼むと、やや大きめの「茶壷」に出てくるので、、。

あ〜やっぱりここはまたしてもドイツなんです、、ってとこっす。



街中の百貨店やクリスマスの準備風景などを1時間ヒヤカシ。

その後「アップルワイン」のお店に突撃。

前回行った立ち寄った有名どころのお店「ワグナー」でなく、アップルワイン屋が

集中する地区にとりあえず垂直降下して場当たり的に突撃です(笑)。

なんとなく地元の人の出入りが多い店に侵入。Appelwoiwirtschaftってお店。

比較的年寄りを中心としたグループが多いですわ。 (笑)ドイツの居酒屋は比較的

高齢です。若者は重税でなかなかしんどいのかも、、。そんな老人力居酒屋。


この店のオーナーがアップルワインを注しているところを写真に撮らしてもらう。

かなりなれたポーズでこれは中国人並みですな〜〜。


アップルワインとキリシュバッサー(さくらんぼの焼酎)をバンバン・スイスイです、。

ドイツ人はビールのあとはスピリッツとしyては「キリシュバッサー」だすな、。



メインはとりあえずこれを食べねば、、ってんでやっぱ「シュバイツハクセ(豚の膝)」です。

そんなえ〜感じの店でドイツ最終ナイトどんどん更けてゆくのです。

明日はようやく帰還です。  チュース!!

  
(フランクフルトのパン屋さん、空港で飲んだBECKS)

 

 




 


本拠地「私の二胡の場合 My ERHU」