音が変わる要素のひとつがこの駒です。いわゆる「かまぼこ板を油で揚げた」様な駒から高価な素材のもの
まで多種ありますし、それぞれ音が違います。弦の響きを蛇皮に直接伝える道具ですので材料、大きさ、形
状が直接「音色」に影響します。私は比較的固い音が好きなので、硬くて小さな駒を良く使います。ただしこ
れも気分的なもので（あるいは楽器の状態にもよると思われますが）その場の状態で替えるのも良しと思い
ます。 一般には底面積が小さく堅い材料ほど締まった音が出るように思います。逆に底面が大きなものほど明るく
て大きな音が出ます。また先端に切れ込みがあるタイプは、さらに大きな明るい音が出ます。私はたまに「切
れ込みかまぼこ板タイプ」を使って怒鳴り声二胡で気分転換やります。（笑）
左からkagamiさんからもらった黒檀。かまぼこ板様のから揚げ切れ込み入りタイプ。
黒檀切れ込みタイプ（自作）。kagami氏より購入の黒檀タイプ。中国屋楽器さんで購入の紫檀。十三堂楽器
さんで購入の骨董老紅木駒
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