ドイツビールとワインの探検記 その2 

   

「ビールの源流を訪ねたい旅 その2 2006」

1)ケルンの軟禁城

成田空港を数時間遅発してフランクフルトに予定どうりそのまま延着っす。

そんでケルン行きに乗り継ぐ予定のドイツ新幹線(ICE)には、すっかり間に合いま

せん。

成田で預けた荷物は、流石ルフトハンザで何故か飛行機から新幹線に自動的に

キャリーオンなのす。それは便利が良いようで微妙な不安システム。

さて、人間は新幹線に乗れなかったのですが荷物も載れなかったのか?

スーツケースはどこに行くとあるのか?

、、とにかくケルン行きの新幹線の指定席変更を、、。

ケルン駅のコンコース内のバッゲージアウトで受け取ってください、、なんてアナウ

ンス。指定席券を発売しているお兄さんも荷物は同じ電車でケルンに行きます、、。

とか言ってますが、、微妙に焦るな〜〜。ううう、、。

フランクフルト駅、このICEでケルンまで約1時間の旅。予約席は6人部屋のコンパートメント、、、ぐぐぐ、緊張するな〜〜。

ま〜とりあえず人間だけはケルンに向ってGO!!リザーブした席は6人のコンパートメント。ちと焦るな〜〜コレ。

皆さん携帯電話でいろんな話をしてます。どうも電車内でマナーモードってやっぱり「日本だけかな〜?」、。

近年訪問した国はどこも電車の中で携帯電話で話をしていてなんか「不思議」なかんじですわ。

約1時間のドイツ新幹線の旅。むちゃくちゃ細かい時刻表がおのおのの電車ごとにありまして、コンパートメントにも1冊。

ここでもドイツ人の天才的頭脳集団と細かいこと大好き、マニュアル万歳!みたいな凄さを垣間見れます。各電車ごとに何時に

どの駅について、そこでの乗り換え電車は何番線で何処行きで、、。

日本で言う車掌さんのアナウンスが全部印刷物になってるってかんじですな、。

ケルン駅をうろチョロして飛行場にあるような「荷物受け取り場」をようやく発見。

ここが実は「@税関申告」になってまして、一度入ると出れません。トイレ行き忘れた〜〜〜。 

20分ほど待つとベルトコンベアーが動き出して、おおお!成田で預けたスーツケースが出てきましたよ。

流石高精度なドイツのシステムですわ。

ここからさらにローカル線に乗り換え。また難しい切符の購入です。

切符の販売機が高精度なマシーンなんで、行き先のコードナンバーを入力すると切符が出る、、ってわかるまで5分(笑)。

試行錯誤の結果なんとか2.2EUR切符購入。駅前に何もない無人駅を数駅飛び越して、さらに周囲に何もない駅に到着。

やべ〜〜、。ここからどうやってホテルに行くか?

 このホームから見える圧倒的な田園風景はなんだ〜〜〜〜!!ってんで、またしても微妙に焦り基調。

駅の無人改札を抜けると、おおおこんななにも無い駅なのに、TAXI乗り場があります。

「やり〜〜!!」ってんでTAXIで畑の中の迷子になるような道をくねくね行って、約10分でホテルに到着!!

ホテルに着くと流石に軟禁城モード。ううう、。

とりあえずレストランらしきところで、ビールでも飲んでさっさと寝ましょか?ってんで、中庭で大好きなヴァイスビールオーダー

(しかもERDINGERや!)。うぐうぐ、、予想どうりこのホテルの宿泊客全員が関係者と判明、。

暗い中庭レストランで、客先のマネージャーと偶然目が合って「おおお!ロング・タイム・ノー・シー!!」「アイン・ビア・ビッテ!」

だすな〜〜〜。ほろ酔い気分でケルンの第一夜が更けて行きましたす〜〜。

 
(左)ホテルの裏庭。なんかね〜こんなん、、。凄いよ。公園みたいな裏庭(笑)。   
(右)中庭のレストランでオーダーしたヴァイスビール。ERDIGERやし!!ひゅ〜〜!


本拠地「私の二胡の場合 My ERHU」