台北探検記 

「台湾茶葉を訪ねる旅 2006」  0315 2006

台湾のNO1テースターを訪ねる

仕事先から友人の紹介でTAXIをぶっ飛ばして、泰安街近くのお茶の卸屋さんへ。

いきなり主人がお茶の名前を書いたカードを7枚取り出し卓上に並べます。そんでその前にご飯茶碗レベルのおわんを7つ。

その中に3gずつ7種のお茶を入れます。

「東方美人茶」「蜜香烏龍茶」「高山烏龍茶」「肉桂茶」「鉄観音茶」「凍頂烏龍茶」「古典美人茶」

発酵の高い順ですね、。「古典美人茶」は「凍頂〜」の本店オリジナルブランドです。


これにお湯を注ぎながら「お茶の焙煎度合いと醗酵度合い」の説明。

「蜜香〜」は虫に茶葉を食べさせることで甘くなるという、かなり微妙な茶です。ヒヒ

その後カレーライスに使うような大さじスプーンで「聞茶」から「テースティング」です。

このやり方がお茶の専門業者のやり方らしく、温度、器、量を均一にして味を比べるプロの手法らしいです。

ってんでお気に入りのお茶3種を購入。

一番安い100g200元〜100g500元までのレンジです。卸売り価格にしてもお買い得。



意翔村(イーシャンツン) 中国茶のソムリエ。台湾一の実力を持つ「評茶師」陳煥堂さんがいる茶葉店です。

台北市 MRT善導寺・忠孝新生駅。裏通りなんでちゃんと探さないと行けません、たぶん、、。

「東方美人茶」「蜜香烏龍茶」「高山烏龍茶」「肉桂茶」「鉄観音茶」「凍頂烏龍茶」「古典美人茶」

個人的には高山茶系のやや甘いのが好きなんで「古典美人茶」、阿里山の「高山烏龍茶」、「蜜香烏龍茶」をゲット。

これらは全体に「青茶」と呼ばれる日本茶と紅茶の中間の焙煎・発酵具合のお茶です。発酵が強いほど紅茶のようになります。

  

その後、近所のチャフー(茶壷)・茶碗のコレクションとかが多数展示してある、普通の家のようなお店に突撃。

かなりディープな世界です。むっさ古いプーアルとか**記念の茶盃が置いてあるところでお茶をいただきながら見学。

「分山包種の陳年 1979」がありこれをゲット。かなり良いお値段ですが、ま〜これはパッケージからしてなんかえ〜感じです。

街中は50mも行けばお茶屋さんがある感じで、しかもお値段もバラバラ。

帰りにお土産で空港で買った茶葉はいいお値段でしたが味、匂いの評判イマイチ(笑)です。

やはり焙煎や発酵のやり方で大幅に味が変りますわに〜〜。